先日ご紹介しました
『おかやま健康・省エネシンポジウム2017』
コンベックス岡山で、2月4日(土)14:00~16:30開催されます。
「健康」と「住宅の性能」は深い関係にある!というテーマについての講座です。
高齢者などが住宅で快適で健康的な生活を送るためには、住宅性能が有していることが必要だとされています。
『基本的に住宅内の温度差を極力少なくする』それを【少しでも少ないエネルギーで】【高断熱・高気密などの高性能で】実現する。
これが、高齢者や子育て世帯などが安心・健康に生活することが出来る要素を取り入れた「スマートウェルネス住宅」になります。
住宅内の温度差が大きいと、例えば…寒くなってくるとよく耳にする「ヒートショック現象」など。
冬、暖かいリビングから寒い脱衣場で服を脱ぎ、暖かい浴槽に入る⇒寒暖差の激しさで心疾患などで亡くなる方が多いです。
この「スマートウェルネス住宅」→安定確保・健康維持促進に係わる先導的な住宅造り
に支援(補助金を出す)する事業があります!
『スマートウェルネス住宅推進事業』
これによって、「太陽光発電システム」や「HEMS(電気の見える化)」を活用していくのです。
●平均寿命と健康寿命の差
【健康寿命】→健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間
現在、【平均寿命】は延びてきています。【健康寿命】を延ばすためにはどうすればいいのか?
平均寿命と健康寿命との差拡大すれば、健康上の問題だけではなく、
医療費や介護費の増加による家計へのさらなる影響も懸念されます。
平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味します。
平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)の差は、平成22年で、男性9.13年、女性12.68年となっています。
今後、平均寿命の延伸に伴い、こうした健康寿命との差が拡大すれば、医療費や介護
給付費の多くを消費する期間が増大することになります。
健康に配慮する一方で、こうした期間に対する備えも重要になります。
是非講座の方へ足をお運び下さい!これからの家造りには欠かせない情報です!
上記表:
資料:平均寿命(平成22年)は、厚生労働省「平成22年完全生命表」
健康寿命(平成22年)は、厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」
[出典]厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会・次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会
「健康日本21(第二次)の推進に関する参考資料」p25