お家の給湯器は「ガス」ですか?「電気」ですか?
「ガス給湯器」を使っている方、お湯が出始めるのが遅いと感じたことがないですか?
最近夜が肌寒くなってきて、裸でのお湯待ちは結構キツい!
「ガス給湯器」は【瞬間式】なので、すぐにお湯が出るイメージですが実際には結構出てこない…
コレは、給油配管に水が残っていて、その水が蛇口から出尽くすまではお湯が出てこないためです。
これを「捨て水」と言い、お湯が出るまでの時間を「湯待ち時間」というそうです。
給湯器の設置場所が遠くない?
「湯待ち時間」は、給湯器から蛇口までの給湯配管の太さと距離によって大きく異なり、配管が太いほど・
距離が長いほど、「湯待ち時間」は長くなります。
しかも、カラダや髪を洗っている間は一旦シャワーを止めますよね?
給湯機との配管距離が長い場合、一度お湯を出すのを止めると配管内でお湯が冷めるので、再度使う
時も温度が安定するまで時間が掛かる場合があります。
いやしかし、お湯が出るまでの間、ジャーっと出し続けるのには少し抵抗がないですか?笑
そんな時に少ない水量でお湯待ちをしていると、あれ?いつまでたってもお湯にならない…
コレは、給湯器には「最低作動流量」というものがあって、一定量の水が流れないと点火しない仕組み
になっているそうです。
ん~…そうなるとある程度の勢いで流さざるを得ないのか。
高価格帯の給湯器は少ない流量でも点火するけど、安価な給湯器は十分な水を流さないと点火しにくい
というはなしもあります。
さて、お湯が出にくい理由には他にもあって、
給湯器の設定温度が低くない?
給湯器の設定温度が低いと、お湯が出にくくなります。
コレはガス給湯器も電気給湯器も共通ですが、給湯機の設定温度は希望の吐水温度より高めに設定すること。
メーカーからは、快適な吐水温度を確保するためには「50℃以上」の設定を推奨されます。
もちろん壊れていたり、寿命が近く劣化しているなどが原因の場合もあります。
改善がされないようなら、プロにみてもらって判断してもらうしかないですね。
では「電気給湯器」はどうなのか?
「電気給湯器」は作ったお湯をタンクに貯めているので、「ガス給湯器」より早くお湯が出始めます。
ということで「ガス給湯器」のお湯が出るのが遅い説は、仕組み上仕方がないということですが、
今回はそこだけの話で、
「お湯切れしない」
「シャワーの水圧がパワフル」
「家族構成が変わっても大丈夫」
などメリットはたくさんあります!ライフスタイルに合わせて、給湯器は選んでくださいね。