厳しい残暑の10月も、中旬からは朝晩が涼しくなってきて過ごしやすくなってきました。
とか言っている間に、急に寒さが増してくるかもしれません。
寒さが増してくると増えてくるのが「ヒートショック」
「ヒートショック」とは?!
暖かい部屋から寒い部屋への移動など、温度の急な変化が体に与えるショックのことです。
このことで血圧が変動することが入浴事故の要因の一つと言われています。特に高齢者は
血圧変動が起こりやすく、体温調節機能も低下する傾向があることから注意が必要です。
もう最近はみんな知っているであろう「ヒートショック」ですが、では実際に対策をして
いるかというと…約半数~7割の人が何もしていないという調査結果があります。
とくに暖かい地域の人ほど対策ができていない人が多いのは仕方がないのかも。
しかし、真冬の浴室は「ヒートショック」が起きる可能性はどこの地域も十分にあります!
「ヒートショック」まででなくても急激な温度の変化はカラダに大きな負担をかけるので、
健康的ではありません。
カラダに負担は避けたいトコロ…
やれることから少しずつ実践していってみましょう!
【「STOP!ヒートショック」啓発活動】から対策をご紹介!
①浴室
1番「ヒートショック」が起こる可能性が高い場所!暖かい地域でも、1月2月は要注意。
年代物の浴室ならこの機会に、保温性能に優れ、床の冷たさを感じにくいユニットバスへ
リフォームするのもオススメ。
★対策
・脱衣室暖房を活用する
・素足で触れる床にマットを敷く
・浴室暖房を活用する
・入浴前にお風呂のふたをあけておく
・浴室の床にお湯をかけて暖める
・浴室の床にバスマットを敷く
②トイレ
暖かい便座でないトイレは冬の拷問!夜でなくても冷たさでビクッとします。笑
また、寒い中で「いきむ」という行為が「ヒートショック」のリスクを高めます。
★対策
・トイレにヒーターを設置する
・温水便座、温かい便座シートを活用する
・素足で触れる床にマットを敷く
③窓
断熱されていない窓からは冷たい外気が入り放題!結露発生の原因にもなります。
とりあえず、とりあえず!窓用断熱シートを貼って、カーテンを閉めるだけでも違います!
★対策
・窓用断熱シートを貼る
・二重窓、樹脂サッシ、複層ガラスへ断熱リフォームする
④お家全体
家中の温度差をなくせるのが理想!ドアや窓の開口部の断熱リフォームがオススメ。
★対策
・断熱リフォームを行い、おうち全体の断熱性を高める
・床暖房やヒーターを活用して宅内の寒さ対策を行う
【ヒートショック予報】
ヒートショック予報なるものがあるそうです!目安の1つにして「今日は気をつけておこう!」
と活用するのもいいかもしれません。