「まさかここが!?考えもしなかった!」
「実は以前にもあったんよなー」
7月の西日本豪雨の時に浸水した、岡山の同じ地域の方が言われていたことです。
昔からその地域に住んでおられる方は、以前にあった浸水被害を体験した!もしくは聞いたことがあると。
反対に、その地域に移ってきた!家を建ててから引っ越してきた!という方は、
以前あった水害を知らなかった方が多数おられました。
土地探しの時に、耳に入らなかったことが驚きです!( ̄口 ̄||)
それだけ過去の水害経験が伝承されなくなったということなんです。
さらに、「晴れの国岡山」災害どころか通常の雨さえ少ない県です。
ニュースで他県の災害報道を見て、その時は
「怖いなー」「対策せんといけんなー」「防災袋用意しないとなー」と思いはするものの
どこかしら他人事。
危機意識が低いといえるかと思います。
昔の浸水被害を知っていた方でも、今回、車が2台水没してしまった!と言われていました…( ̄△ ̄;)
自分の家の災害対策は、自分でしないといけません!
家を建てる時に、地震に供えた耐震はもちろんですが、浸水に供えた造りにすることも
地域によっては考えた方がいいかもしれません。
まずは、被害の可能性をしっておくこと!
被害の可能性を知る、ハザードマップポータルサイトがあります。
浸水想定区域図や洪水ハザードマップを使って、どのような状況になったら自宅周辺が危ないのか?
知ることが重要です。
岡山県のハザードマップサイト一覧→http://www.pref.okayama.jp/page/detail-27327.html
国土交通省によると、
『水害から自宅を守ることを考える際には、急激に被害内容が増加する「床上浸水」の防止に
焦点を合わせることが重要なポイントとなる。』だそうです。
ということで、
家を建てる際にできる【浸水対策】をピックアップ!
①~高床式にする~
柱等により床面を高い位置に設けるピロティ構造や、鉄筋コンクリート造の基礎を 高くする構造により、
想定される水位よりも床の位置を高くする。
②~地盤を高くする~
敷地全体に盛り土を行い、周辺よりも家の地盤を高くする。
必要に応じて、沈下または崩壊が生じないよう締め固め、鉄筋コンクリートの擁壁を設ける。
③~防水壁で家を囲む~
住宅の周囲を防水性のある塀で囲むことにより、敷地外からの浸水を防ぐ。
開口部は陸閘※により住居への浸水防止を図る。
④~外壁を耐水化する~
建物自体を防水性のある建材などで囲むことで、建物への浸水被害を低減させる。
玄関等の出入り口にも止水板※を取り付ける等の耐水の工夫が必要。
木造住宅等自重の軽い建物等では、水位上昇により生じる浮力で浮き上がらないよう、
基礎との接合を強化する必要がある。
出典:国土交通省[家庭で役立つ防災]より抜粋
○災害時の電源を確保してますか?【災害】【水害】
○水害に使える公的補償(1)
○水害に使える公的補償(2)[手続き]
○防災情報マップ見て下さい【災害】【水害】【浸水】
○水害に「火災保険」!?
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