『安心R住宅』ってご存じですか?
「中古住宅」のマイナスイメージ→「不安」「汚い」「わからない」を払拭した
「住みたい」「買いたい」と思える既存住宅(中古住宅)のことです!
・新築で家を建てたい!でも予算が…
・やりたい自分好みの内装スタイルがある!でも新築の上に凝った内装をすると予算が…
・中古住宅に興味があるけど、「中古」っていうだけで、古く汚れたイメージが…
・最近の家は耐震基準がしっかりしてるけど、中古住宅は大丈夫なの?
・その家の情報が少なすぎて…よく分からない家を、とても買う気にならない。
などなど、「中古住宅」に対する不安感はいっぱいです!
元々、日本は他の国に比べて、家の耐年数が短いのもあって、
中古住宅を購入する人が圧倒的に少なく、
「空き家問題」が起こっているほど「中古住宅」は余っています。
そこで国も行政も、
なんとか既存住宅(中古住宅)を運用することが出来ないか?
「中古住宅」を選択肢に加えて貰えるように出来ないか?
と、様々な施策を行っています。
その中の1つが『安心R住宅』
では『安心R住宅』とは、どのような住宅なのか?
まずイメージの変化を…
「不安」→『安心』
基礎的な品質があり『安心』
□新耐震基準等に適合
「古い住宅って耐震性が弱いんじゃないの?」と不安に思いますが、新耐震基準をクリアしていなければ
『安心R住宅』として表示されません!
□インスペクション(建物状況調査等)の結果、 既存住宅売買瑕疵保険の検査基準に適合
建物の調査をしっかりした上で、既存住宅売買瑕疵保険に入れる基準を満たしています!
※既存住宅売買瑕疵保険とは…万が一、引渡しを受けた建物の保険対象部分に瑕疵が見つかった場合は、
その補修費用をまかなうことができる保険。
見かけの印象を良く…
「汚い」→『きれい』
リフォーム工事が実施されていて『きれい』
□リフォーム工事によって従来の既存住宅の「汚い」イメージが払拭されている
第一印象はとても重要です!最初に「汚いなー」と思ってしまうと、ずっと頭に残ってしまいますよね。
□ リフォーム工事を実施していない場合は、費用情報を含むリフォーム提案書がある
リフォーム済といかない場合でも、リフォーム後のイメージや費用を分かりやすく提示してくれる!
□外装、主たる内装、水廻りの現況の写真がある
一番気になる水廻り!現況の写真やどのようなリフォームをしたかなど、しっかり確認ができます。
確実な情報を…
「わからない」→「分かりやすい」
情報が開示されていて『分かりやすい』
□広告時に設計図書、点検記録など物件選びに役立つ情報の保管状況が示され、
さらに商談時に仲介業者へ依頼すると詳細な情報が開示される
その家が建ってからの履歴。どの位の間隔で、どのような検査をして、結果がどうで、どのような修繕をしたのか?
絶対知りたいですよね!!むしろ知れないと「安心」して選択肢に加えるとか考えにくいですよね。
今までに実施した点検や修繕の内容が分かるものが示されます!さらに、どんな保険・保証がつくかも分かります。
これらの条件をクリアして…
「品質が良く、安心して購入できる」住宅に
『安心R住宅』という標章が付けられます!
今年4月から運用開始されます!!
特定既存住宅情報提供事業所
誰でも『安心R住宅』の標章を付けられるわけではありません。
国が、標章の使用を希望する事業者の団体を審査して登録します。
広告等で『安心R住宅』のマークを見かけたら、登録されている業者かどうか
下記の登録事業者団体に問い合わせてみるのもいいかもしれません。
登録事業者団体一覧(平成30年1月末時点)
一般社団法人優良ストック住宅推進協議会(スムストック) https://sumstock.jp/
一般社団法人リノベーション住宅推進協議会 https://www.renovation.or.jp/