最近は中古住宅を購入して、リフォームを楽しむ人が増えているそうです!
新築するよりも費用が抑えられ、自分たちの暮らし方や好みに合わせてリノベーションし、理想の住まいを作れる!
といったことが魅力のようです。
ただし、中古物件にもリノベーションの向き不向きがあります。
中古物件は状況によって質が大きく異なるのが特徴です。
希望のリノベーションができないもの、新築を超えるほどの費用が掛かってしまうもの、
複数回のリフォームが必要なものもあります。
そこで劣化の程度に関しては、建物の現状を検査、診断するインスペクションという制度があり
公認ホームインスペクター(住宅診断士)という「中立な立場」でアドバイスする専門家がいます。
公認ホームインスペクター(住宅診断士)とは、住宅全体の劣化状況や欠陥の有無を目視でチェックし、
メンテナンスすべき箇所やその時期、おおよその費用などを「中立な立場」でアドバイスをする専門家です。
■インスペクション(住宅診断)をすることでの、買主・住まい手にとってのメリット
- 住宅に問題がないか、専門家がチェックすることで安心して購入・居住することができます。
- 「欠陥住宅」や「買ってはいけない住宅」をつかむリスクを避けられます。
- 安心して住むために、いつ頃、どこに、どのくらいのお金をかけてメンテナンスすればよいか、見通しをたてることができます。
- 住宅の修繕箇所、改善点などについて、売主側にも根拠を持って知らせることができます。
- 中立な立場で公正な診断を行うことにより、売主側との関係を損ねることなく、対応や説明を求めることができます。
- 住宅の構造、設備など、本質的な性能がわかります。
- 買主・住まい手の立場からみた報告やアドバイスを受けられます。
- ホームインスペクションの報告書を、住宅の資産価値を保つための「家の履歴書」として残すことができます。
料金や、診断内容は、ホームインスペクターやその所属する会社によって異なります。
5~6万円前後が一般的で、機材を使用する詳細診断の場合、10万円以上になることもあるそうです。
住宅は新築でも中古でも高額な買い物です。
特に中古住宅は、絶対!「欠陥住宅」は買いたくないし、購入後すぐに修繕というのも避けたい。
そういった不安を抱え続ける事を考えると、インスペクション(住宅診断)は決して高くないかもしれません。
中古住宅の購入を検討されていたら、契約前に!インスペクション(住宅診断)の検討をオススメ致します。