「耐震」
これから建てる住宅なら、現行の「建築基準法」で定められている「耐震基準」に沿わないと
建てることができません。「建築基準法」は、大きな地震が発生するたびに、「被害」と「原因」
の調査が行われて、その結果を基に、繰り返し改正が行われています。
では、現在住まわれている住宅は?!
現行の基準に満たないお家は、「耐震改修」の必要性があります!
築年数の古い家ほど、地震時に倒壊のおそれがあります。
しかし特に高齢者世帯で、
「耐震改修等を行うための資力不足」や「耐震改修等を行うことについての動機不足やためらい」
という要因で、住宅の耐震化率が相対的に低いという事実があります。
今回は「耐震改修等を行うための資力不足」に朗報があります!
※「耐震改修等を行うことについての動機不足やためらい」についてはコチラ↓↓↓
「いますぐ本格的な耐震化が無理ならリスク低減を」
「リバースモーゲージ」
聞いたことがあるでしょうか?
「リバースモーゲージ」とは、高齢者を対象とした「自宅」を担保にした資金融資のローンのこと
ですが、生活資金等用途が限られていないものと、「住宅ローン型」といわれる住宅取得やリフォーム
資金などに使用用途が限られているものがあります。
今回は「住宅ローン型」の方のお話です。
住宅金融支援機構のリバースモーゲージ「リ・バース60」
「リ・バース60」=高齢者を対象とした住宅ローンで、毎月の支払いは利息のみで、元金は利用者の
死亡時に一括返済するシステムです。
この「リ・バース60」を活用して「耐震改修」の融資を受けると、年齢に応じて【低利子】となり
ますが、なんと!【70歳以上】だと【無利子】になるんです!!
【無利子】ということは、利用者が亡くなるまでは支払いは無しで、耐震改修の融資が受けられる
ということなんです。
コレは、「高齢者世帯で家を継ぐ人がいない」「費用を掛けて改修しても何年住めるか分からない」
「子どもたちは自分たちの家を建てているから、後々住む人がいない」などの理由で、耐震改修を
ためらったり、やめたりしていた方には検討してもらう良い機会だと思います。
気になる返済は…
「リ・バース60」にはデメリットとして、
「途中で金利が上がったら?」「不動産価値が下がったら?」などありますが、
「途中で金利が上がったら?」→全期間固定金利タイプがあります
「不動産価値が下がったら?」→ノンリコース型だと売却代金が残債務に満たなくても追加請求なし
と、選べるコースで不安を和らげることができます!
「空き家対策」
要件が合うご実家にいかがでしょうか?
相続人が見込めない住宅があるならチャンスかもしれません。
詳しくは公式HPでチェックしてみてくださいね!