「木質化」
よく耳にするようになりましたが、具体的にどのようなことなのか知ってますか?
建物の構造部分に木材を使うことを「木造化」というのに対して、建物の内装や外装に木材を使って、
木の温もりや自然の美しさを空間に取り入れることを「木質化」といいます。
「木質化」は環境への配慮や健康、心理面へのさまざまな効果が期待されます。
・環境への配慮:温暖化などの環境、SDGsへの貢献等
・健康:リフレッシュ効果や免疫力アップなどの効果
・心理:癒し効果や落ち着きを得られたり、リラックスして過ごせる
基本的に木は人に優しい
木材を住宅に使うと、耐久性・断熱性・調湿作用がある上に、音を適度に吸収する、目にも優しいと
いった健康に良い影響とリラックス効果もあることが確かめられています。
「木」を使った内装やインテリアは多くありますが、「木質化」を意識したものを『ウッドデザイン賞』
の中からピックアップしてみました♪
★リノベ家具「border:」
手軽に空間木質化ができる壁面家具。自分でカスタマイズリノベができて楽しい!
キコナスショップ:リノベ家具「border:」
★リノベーション「棚の家」
住宅改修で作られた空間。ここで何をしよう?とワクワクしてきますね!
「棚の家」:SATOSHI KAWAKAMI ARCHITECTS
★リノベーション「木籠」
木の間から入ってくる柔らかい日差し。若くても、年をとっても、落ち着く。うん。落ち着く。
「木籠」:株式会社アトリエルクス
メーカーさんでは、木質化インテリア建材で作られた、室内ドアや引き戸などの様々なドアがあります。
ドア1枚でも自然を感じられるので取り入れやすいですよね!
YKKAP:木質インテリア建材「ラフォレスタ」
最後に『GOOD DESIGN賞』の建材で、まさに木!と驚いたもの↓↓↓
★木ダボ接合積層材 DLT
DLTは、製材を並べて穴をあけ、木ダボを差し込むという、とてもシンプルな工程で製造できる木質素材。
製造時に接着剤や釘を使用せず、木ダボのみで接合しており、木材100%の積層材です。
木そのものだからこそ、このような隙間や丸みのある建材となりそれがまた自然を彷彿とさせます!
コレを住宅の天井に使用した例↓↓↓
HASEMAN:木ダボ接合積層材 DLT
まさにSDGSですね!この木のある空間だと部屋自体が呼吸をしている気がします。
いかがでしょうか?「木質化」
少しでも取り入れることによって、毎日の生活がリラックスしたより良いものになるといいですね。