連日、日中の気温が20℃前後になり、4月初旬にしては暖かい日が続いています。
暖かくなってきて、湿気がでてくると気になりだすのが「カビ」
そもそも「カビ」って植物に近い性質なのは知っていますか?
種類によって寿命は異なりますが数か月から1年ほど、長いものでは2年以上とも言われています。
あれ?じゃあ放っといたら死滅する?!と思っていたら大変!その前にどんどん増えていきます!!
成長したカビから胞子が飛び出した後、何かに付着すると発芽して、根や茎のように菌糸を伸ばして、
その菌糸から、栄養分や水分を吸い大きくなるそうです。結果スゴい勢いで増殖していきます。
見つけたらすぐに除去することがベストです!
家の中に多いカビは「黒カビ」
黒カビは窓枠やカーテン、エアコンの内部など、結露が発生しやすい水分の多い箇所に発生しがちです。
他にも、「水」と関係のある家電や、シューズボックスや押し入れ、クローゼット、マットレスやベット
など「汗」と関係がある場所にも要注意です。
ちょっと困ったのが、今どきの省エネなお家「高気密な住宅」に発生しやすいこと。
気密性の高さをもつ家は、室内の水分も抜けにくいので、湿気がこもってカビが好む環境になります。
参考に↓↓↓
「高性能住宅にしたのに結露が発生?!【湿害】」
そんな「カビ」の一番の予防対策は【換気】
24時間換気システムは常に運転させた上で、1日に1〜2回は窓を開けての自然換気を行う。
胞子の状態で浮遊しているうちに、屋外に出してしまいましょう!
換気機能のあるエアコンも発売されています!除加湿ユニットが搭載されている機種も!
詳細はコチラ↓↓↓
「換気ができるエアコンが増えました!」
合わせて【掃除】
まめに掃除していれば、カビの胞子が付着して発芽する前に排除できます。
「カビ」の【対処法】
それでも「カビ」が生えてしまったら、拭き取る前にまず殺菌!
むやみにこすったり、水拭きするのはNG!胞子を飛び散らすことになります。
「カビ取り剤」や「消毒用エタノール」を使って丁寧に拭き取っていきましょう。
コロナ禍で使い切れずに余った「手指消毒用のジェル」などでも効果があるそうです!笑
そして絶対!掃除しておきたい『エアコン』
なぜ絶対か?!
久しぶりにエアコンをつけてみると、なにか嫌な匂いがする!それは「カビ」の匂いかも…
●しばらく使っていなかったエアコンをそのままつけると色々なものが舞うことに!
→保管中に溜まった、ホコリやカビなどが部屋中に舞い散る!
●外から見ると、ホコリもかぶっていないし、吹き出し口にカビも見えないし大丈夫?
→外見がキレイでも、内部までキレイとは限りません!保管時にカビが発生しているかも。
結果、エアコンの使い始めは、保管前に掃除をしていても、していなくても、して下さい!笑
保管前の掃除後に内部までしっかり乾燥をさせて、完全に密封していない限りカビの発生は、否定
できません!
冬の暖房運転時には内部にお部屋の臭いが付着しがちなので清潔な空気で過ごすためにも使用前の
お手入れをおすすめします。
エアコン掃除の詳細はコチラ↓↓↓
「そろそろエアコン掃除どき」
年に1~2回、プロによる、内部までしっかり分解洗浄してくれる「エアコン掃除」もオススメします!
掃除したあと、除菌、コーティングで、カビを発生しにくくなる作業もしてくれます。
エアコン掃除をしたあとも、2週間に1度はフィルターの掃除をしてください!
よく使っても、あまり使わなくても、ホコリは同様にたまります。
「カビ」対策、エアコン掃除、どちらも「春」がベストです!
暖かくなって動きやすいですし、一年でもっとも「カビ」が発生しやすく、「結露」もできやすい
【梅雨】もすぐにやってきます。いまのうちに、対策と準備をしっかりしておきましょう♪
参考に↓↓↓
「結露と梅雨【脱・結露のススメ】」