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寒~い!低温による死亡者は熱中症以上?!

地球温暖化からの夏の異常気象で「熱中症」は常に注目をされていますが、冬の「低体温症」に
ついてはあまり注目をされていません。が!実は「低温による死亡者」は毎年1000人以上で、
「熱中症」など「高温による死亡者」より多い年もあるようなんです。

しかも「低温による死亡者」の7割は【屋内】での発症というデータが!
低体温症や凍死は、山での遭難者や冬に外で寝てしまった人がなるイメージでしたが、多くが
【屋内】で【高齢者】ということです。

夏の暑い時期に、高齢者がエアコンを適切に使わずに我慢して、救急搬送される事案が多く発生
しますが、冬の寒い時期にまでとは知りませんでした。

高齢になると暑さや寒さに対する感覚が鈍くなるようですし、その上単身世帯も増えていることで
【危険】の判断が難しいのかもしれませんね。

さらに怖いのは「熱中症」より「低体温症」の方が、発症したときには【深刻な状況】だそうです。
低体温症は深部体温が35度以下に低下した状態で、血液が十分に脳にいかなくなるなどして脳卒中
や意識障害を引き起こす可能性があり、最悪の場合亡くなるケースもあるそうです。

そこでず~っと注意喚起されているのが「冬の室温は最低でも18度以上」

WHO(世界保健機関)で推奨されています!
18度を下回ると、 どの世代でも血圧が上がったり、不整脈や脳卒中のリスクがあるほか、低体温症
を引き起こす危険性も高まります。

家全体を暖めることが 一般的な欧米では、冬の平均室温は18℃を超えていることが多いようです。
一方で、使っている部屋だけを暖房することが多い日本では、90%以上の世帯で冬の平均室温が18℃
を下回っているというデータがあります。

なぜ日本の家は寒いのでしょうか?
それは寒い家は危険だという認識が海外と比べて低いためかもしれません。アメリカやイギリスでは
冬になると死亡者数が増加するため、冬の室内温度に対する取り組みが積極的に行われています。

→「岡山県ワースト第5位!ヒートショック予備軍」

結果、寒い家はカラダに良くないし、我慢しすぎると低体温症になる危険性もある!

「冬の室温は最低でも18度以上」に加えて、欧米のように、やはり基本的に家全体が温かいというか
「適温で家の中の温度差がない」のが理想的な状態です。

→「家の断熱性がいいと健康になる?!」
→「
省エネ住宅はカラダにいい?」

さて、その理想的な家にするには【高断熱】

【高断熱】の省エネ住宅は=カラダにやさしい住宅になるんですね!
今住んでいるお家の断熱性はいかがですか?ちょっとチェックしてみましょう。

→「住んでいる家の断熱性能を自分でチェック!」

お家の中が寒くて、断熱性も弱かった…気付いたときがやり時です!
この機会に断熱を本気で考えてみましょう!

今年度の補助制度も始まったばかりです。

→「2025年度(令和7年)住宅に係わる補助金のまとめ/住宅省エネ2025キャンペーン」

いやいや、家全体を断熱するのはちょっと厳しいわ~…

家全体が暖かくなるのが理想的ですが、断熱は部分的にも可能です!
断熱には、家まるごと・一部屋だけ・開口部だけ・床下だけと、予算や希望によって選択肢が
たくさんあります。

→「寒さでカラダを縮こませながら暮らしたくない!」

冬の室温1
冬の室温2

健康理想の家省エネ高断熱・高気密