もうすぐ師走となり、本格的な冬が参ります。
皆さまのお家では、冬支度はお済みでしょうか?
冬支度って、暖房器具を出す位にしか考えていませんでしたが、 人間は恒温動物なので、
自分の体温を一定に保とうとして、低い気温の中では「体温を維持する」だけで身体のエネルギーを
使い果たしてしまうんだそうです。
体力が無くなると、病気への抵抗力が低くなり、冬の乾燥した空気中でただようウィルスに狙われてします。
ですので、身体を守るためにも冬仕度は大事な意味を持っているんですね。
とはいっても岡山県は東日本のように極寒になることはほぼ無いので、
簡単でこれだけは最低限やっておきたいことを3つピックアップ!
■厚手のカーテンにする
厚手で大きめのカーテンに替えることをおすすめします。
厚手のカーテンにすると高い断熱効果が期待できるほか、消費電力量も12~17%削減できます 。
日中、外から差し込む太陽の熱で部屋が暖められますが、夕暮れ時になると冷たい外気によって急速に窓ガラスが冷やされ、
室内で暖められた空気の熱を奪ってしまいます。日が暮れ始めたらすぐにカーテンを閉めて、熱を逃がさないようにしましょう。
できることなら…
インナーサッシを取り付ける。 インナーサッシは室内用の窓。空気の入れ替え時などは窓を2回開けなくてはいけませんが、
冬は冷気が入り込みにくく、夏はエアコンで冷えた室内の冷気を外に逃がしにくくなり、年間を通して窓の断熱性能を高めたい方にはおすすめ。
■部屋の湿度を上げる
体感温度を上げるためには加湿器を使ったり、ぬれたタオルを室内に干したり、コップに水を張るなどして
湿度を上げる必要があります。湿度が下がってしまうと室温ほどの体感温度を得ることができません。
ただし、 加湿するものは結露の原因になるので窓付近には置かない様に気を付けて下さい。
■エアコンの風向きを下にする
エアコンの設定温度を上げても、足元が寒いままということは少なくありません。
これは暖められた空気が軽くなって天井付近に上がっていき、その代わり冷たい空気が下にたまってしまうことが原因。
部屋全体を暖めるためには、室内の空気を循環させることが大切です。
特に広い部屋や天井の高いリビングなどは、サーキュレータを使って室内の空気を循環させることで、
暖房の効率を上げることができます。
できることなら…
人と環境に優しい床暖房がおすすめ!理想的なのが床暖房。足もとからだんだん暖かくなり、部屋全体が
ほかほかと優しいぬくもりに包まれます。最近は、太陽エネルギーを利用する蓄熱床暖房などもあり、
エネルギーの節約、CO2排出削減にも役立っています。
『気分的にも♪』
寒い冬にはなるべく暖色系のインテリアに替えることで視覚的にも暖かい雰囲気を感じるように部屋づくりをするのが良いそう。
肌に触れる膝掛けなどもモコモコの素材のものを使用するだけで、なんだかほっこりとしてしまう。
視覚効果による体感温度は、2~3℃も違うと証明されています。