熊本地震の際には、家の耐震基準について注目されましたが、同じくらい問題になっていたのが地盤です。
例え耐震基準をクリアしていても、土地自体が軟弱地盤だと倒壊の原因になります。
身近なところで、岡山の地盤はどうなのでしょうか?
ジャパンホームシールド株式会社提供『地盤サポートマップ』
地図上で知りたい住所の地盤情報を簡単に調べて見ることが出来るサイトです。
下記は、岡山で家を建てたい子育て世代に人気の「北区津島・津高周辺」です。
●弱い地盤が多い印象ですね…
土地を決める前に地盤調査が出来ればいいのですが、残念ながら購入前に地盤調査は出来ません。
でも出来ることはあります!やらないよりはやった方がいいです。
自ら土地の下調べを行う ・現地で観察する
例えば、海や河川、または池の水辺の土地は要注意です。軟弱地盤である可能性が非常に高いからです。
日本は水資源が豊かな代わりに、軟弱地盤が多いです。
中でも、池や田んぼを埋め立てた土地の大半は軟弱地盤です。
近所だったり良く通る所だと、あれ?ここ田んぼだったよなぁ?ということもありますが、見た目だけでは軟弱地盤だということが分かりませんよね。
販売している不動産会社に問い合わせたり、公図(登記所に保管されている土地台帳付属地図)で調べたりするとわかる場合がありますが、一番確実なのが購入を検討している周辺に古くから住んでいる方へヒアリングしてみることです。 さらに、過去に洪水や水害などがあった土地かどうかを 役所でヒアリングしてみてください。 これこそ自らでしか出来ない事ですよね!
埋立地の土地の場合、地震の揺れにより、個体であった地盤が液体のように変化する「液状化現象」が起こる可能性があります。液状化現象が起きてしまうと、建物が傾いたり、地盤沈下を起こしたりします。
とはいっても、立地条件や予算の都合で軟弱地盤の土地を購入しなければいけない方はたくさんいます。
その場合、地盤沈下などを防ぐために地盤改良が必要です。
どうしても軟弱地盤を購入しなければいけなくなった際は、できる限り良好地盤の土地を購入するようにして、「地盤改良の費用が低価格な土地」を選ぶようにしましょう。
そうすることで、最小限のコストで土地を購入できるようになります。
○ネットで耐震診断
○地盤が大事
○家を建てる前に徹底的に土地を調べよう!
○水害に備える家【水害対策】
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