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フローリングって1枚の板?!

一昔前の床(フローリング)の選び方って、希望の色味を聞かれるだけで、
[一枚板]とか[複合タイプ]とか様々な組み合わせの種類があるとか、
ほとんど知られていなかったのではないでしょうか。

見かけから、当然のように一枚の板だと思っていたのは私だけではないはず!笑

しかし近年は、天然木の一枚板の《無垢》など、こだわって自分で選ぶ人が増えてきました。
それもそうですよね!日本はほとんどの家庭が靴を脱いで過ごす慣習で、裸足で過ごす人も
多いでしょう。さらに、床に直に座ったり寝転んだりもします。
それこそ昔は畳敷きでしたから、選ぶという感覚もあまりなかったかもしれませんね。

フローリングが多く採用されるようになった今こそ、実際に触れて違いを感じてもらった上で
選んでもらいたいです!
カタログや机の上にのる程度の見本で決めてしまわずに、実際にショールームで素足で踏んで
感触を確かめてもらうと、きっと驚くほどの違いに気づくと思います。

その前に!基本的な木質系フローリングの種類を知っておきましょう♪

①《無垢》天然木材の一枚板を加工した床材
②《挽き板》天然木材を2ミリ程度で挽いた板材を合板などの上に接着加工した床材
③《突き板》天然木材を0.3~0.6ミリ程度の板を合板などと接着加工した床材
④《シート》木目印刷等を施したシートと合板基材と接着加工した床材

①が木そのもので、②から③にかけて表面の天然木材が薄くなっていき、④の表面は、
もはや木材ではありません。④のシートは賃貸住宅などによく使われていますよね。

それぞれのメリット・デメリットはもちろんあります。

①《無垢》の触れた時の質感は、なんとも言えない温かみや香りがあります。しかし、
柔らかいこそ傷が付きやすく、水に弱くワックスがけなど定期的な手入れが必要です。

参考★意匠を凝らした“デザイン”と素足での“ 触れ心地”にこだわった『ピノアース足感フロア』:ウッドワン

フローリング5フローリング6

②《挽き板》③《突き板》は、様々な特性の床材を合わせることで、機能性を持たせる
ことができます。さらに表面は天然木なので無垢ほどではないにしても風合いや感触はよい。

参考★無垢に近い風合いを保ちながら、無垢には難しい幅広の意匠を実現『コンビットモノ 挽板3.0』:ウッドワン

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①②③の天然木は、経年変化により色の深みが増したり、艶や表情が変わっていくのを
楽しめる魅力もありつつ、どのように変化しやすいかを知った上で選ぶのもオススメ♪

参考★こだわりぬいた天然木の理想の色、質感を長く、美しく。『マイスターズ・ウッド』:パナソニック

フローリング10フローリング11

③《シート》印刷シートといっても、本物の木のような風合いが質の高い技術で再現された
高級感のあるシートも発売されています。なによりガッチリ水拭きなど手入れがしやすい!

参考★広幅・立体感の意匠にこだわった化粧床材『トリニティ』:DAIKEN

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フローリング3フローリング4

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