新築やリフォームをする時、コンセントの数や位置をどのくらい詳細に考えるものでしょうか?
各部屋に1~2個?基本的に2畳あたりに1ヶ所と言われていたりしますが…
そんな単純なことではなさそうです。
まず数の失敗の例だと、
・テレビ裏:テレビとレコーダー以外に、ゲーム・スピーカーなど、後から増えるもの用
・リビング:季節家具用(扇風機・ホットカーペット・ヒーターなど)後から出てくるもの用
・キッチン・ダイニング:電機ケトル・調理家電・ホットプレート・ミキサーなど、使う時だけ用
★最近はキッチンでタブレット用も必須ですかね!
位置の失敗例では、
・PCまわり:下の方にあると、机の上まで引っ張ってこないといけないので、周辺機器を合わせると、
相当な数が長くのびている状態に。
・キッチン:ミキサーや蒸し器などは配線が短いため、コンセントの位置が遠いと延長コードが
必要になることも。調理台に予めあるのが何にでも使えてベスト。
・ダイニング:ホットプレートや電機ケトルを卓上でさっと使えない。
・洗面所:ドライヤーや美容家電の線が洗面ボールにかかってしまいそうで気を使う。電動歯ブラシの
線を見えないように収まりを良くしたい。
・玄関:電源が必要なインテリアを飾れない。季節モノ(花粉対策の洗浄機など)を置けない。
・シューズクローク:工具の充電、電動自転車の充電をするときにコンセントがない。
・寝室:ベットの片側にしかない!両サイドにあると困らない。
・トイレ:温水便座の位置から近いところになく線が丸出し。水濡れしにくい場所が良い!
いかがでしょう?!
思い当たることがありませんか?
後で後悔しないための対策としてどうしたら良いでしょうか。
◎モノの配置をしっかり決めておく
◎家中の掃除機をかける流れを確認する
◎施工事業者に相談する
コレ!実は大きな差がでるポイントなんです。
1.どこに付けますか?と聞かれた…「この辺?」「何個くらい?」
2.聞かれた上でアドバイスされた…「ここは多めの方がいいですよ~?」
3.アドバイスしてくれた上に、最終確認前にもう一度再検討&確認をしてくれた…
「家具を置くところが決まっていたら、それに合わせてコンセントの数や位置を再確認してみましょう!」
どこの事業者に頼みたいですか?!
深く考えず単純に数だけを聞く業者、積極的にアドバイスをくれて住む人側に寄り添ってくれる業者。
もちろん後者を希望する人の方が多いのではないでしょうか?
コレはコンセントに限らず、すべてのことに影響し、最初の決断ですべてが決まる恐ろしいお話です。笑