令和4年度住宅に使える補助制度、さらに発表されました!
昨年度もあったこちらの制度、4月8日(金)~開始されました!
どんな補助制度?
名前の通り「リフォームを行う住宅」が対象です。
良質な住宅のストックの形成、子育てしやすい生活環境の整備、
既存住宅の長寿命化、省エネ等に資する性能向上リフォーム、
子育て世帯向け改修に対する支援になります。
具体的にはどうような工事が対象なのか?
◎性能向上リフォーム工事費
① 特定性能向上工事
※下記のいずれかは必須
・省エネルギー対策…断熱サッシへの交換・高効率給湯器への交換など
・耐震性…耐力壁の増設・屋根の軽量化など
・劣化対策…床下の防蟻処理・ユニットバスへの交換など
他、、
② ①以外の性能向上工事
・バリアフリー改修工事…手すりの設置・床段差の解消など
・インスペクションで指摘を受けた箇所の補修工事…外壁塗装・屋根の張替え、雨樋の交換など
・テレワーク…部屋を仕切る間仕切り壁や建具等の設置など
・高齢期に備えた住まいへの改修工事…玄関スペースの拡大・未使用の部屋の別用途化など
他、、
◎三世代同居対応改修工事費
キッチン・浴室・トイレ・玄関の増設工事
※リフォーム後にいずれか2つ以上が複数箇所あること(下記参考↓)
◎子育て世帯向け改修工事費
若者・子育て世帯が実施する、子育てしやすい環境整備
・子どもの様子の見守り…対面キッチンへの変更、間取り変更工事など
・不審者の侵入防止…防犯カメラの設置など
・子どもの成長を支える空間づくり…キッズスペースの設置、トイレ・収納の広さ確保など
他、、
◎防災性の向上・レジリエンス性の向上改修工事
※レジリエンス→困難や脅威に直面している状況に対して「うまく適応できる・していく能力」のこと
自然災害に対応するための改修工事
・防災性の向上…瓦の交換工事など
・レジリエンス性の向上…止水板の設置、雨水タンクの設置など
他、、
補助金はいくら?
■補助率:リフォーム工事費等の合計の1/3
■補助限度額:
・評価基準型⇒100万円/戸(150万円/戸)
(長期優良住宅の認定を取得しないが、一定の性能向上が認められる)
・認定長期優良住宅型⇒200万円/戸(250万円/戸)
(長期優良住宅認定を取得)
※( )内は、三世代同居対応改修工事を実施する場合、若者・子育て世帯又は既存住宅の購入者が
改修工事をする場合、一次エネルギー消費量を基準比▲20%(再エネを除く)とする場合
申請のやり方は?
申請をするのは、工事を請け負うリフォーム施工業者です。
リフォーム施工業者が補助金を受領→発注者(施主)に還元
■還元方法は2通りあります↓↓↓
①発注者(施主)が全額を施工業者に支払い、施工業者が補助金を受領後に
施工業者から発注者に補助金の支払い⇒現金での支払い
②発注者は補助金相当分を施工業者に支払い、補助金は施工業者が受領する
⇒発注者の施工業者に対する債務と相殺
安心な工事・信頼できる施工業者に頼める!
・リフォーム計画の内容や工事結果について一定の基準で審査されるため安心。
・この補助制度を実施する「住宅リフォーム施工業者」はHP上で公表される。
※国に登録されている住宅リフォーム事業者団体への構成員であることや、
リフォーム瑕疵保険が活用できる保険法人への登録の有無なども確認できる!
補助金を受ける他にもメリットが沢山!
・リフォーム前にはインスペクション(住宅の現状の検査を行うこと)の実施が必須なので、
現在の住まいの劣化状況を確認できて、耐震工事や補修工事をすることで将来が安心!
・耐震や補修をすることで、住宅が長持ちするので長期にわたって住み続けられる!
補助金がでることで、より良いものを選べて満足感がある。
・住宅の性能が向上することによって、断熱性が上がり家の中が快適な上、光熱費も軽減!
結露も出にくくなった。
いかがでしょうか?
『長期優良住宅』は減税などのメリットが他にもあります。
同じリフォームや補修をするのなら、是非補助制度を活用して下さい。
公式HP:長期優良住宅化リフォーム推進事業