「家を建てる」「家を買う」ということは、とても大きな買い物で、
経済的にも精神的にも安定していないと中々踏み出せないですよね。
または、「子どもが大きくなってきて手狭になってきた」「在宅時間が増えた」
などの、きっかけで検討を始めるパターンもあるでしょう。
では、一般的に何歳で住宅を取得する人が多いのでしょうか?!
令和2年度分の[住宅市場動向調査報告書]によると…
注文住宅、分譲戸建住宅を取得時の年齢が、共に30歳代以下が60%以上を占めています。
以前から住宅を取得するには「30歳代」が最適で、遅くとも「35歳まで」にはといわれています。
大きな理由としての1つが「住宅ローン」
住宅ローンの完済年齢は「65~75歳」で設定されることが多いです。※完済年齢の期限は金融機関によって様々設定されています。
より長い期間で「住宅ローン」を組めた方が、毎月の負担が少なくなり、急な出費や将来的な補修費にも
備えられますし、生活にも余裕が持てます。
余裕という面では、子どもができた場合、戸建ての方がまわりに気を遣わず気分的に楽かもしれません。
現代では共働き夫婦の方が多いので「住宅ローン」の審査も通りやすくなっていますし、健康面での不安も少ないですよね!
この住宅取得の若年化は、取得時の「勤続年数」にも表されています。
これが、二次取得者になると年代が大きく変わってきます。
注文住宅では、60歳代が50%以上を占めていて、「終の棲家」としての住み替えが増えて、
年齢相応の暮らしやすい家「バリアフリー」「健康のための高性能住宅」「趣味を楽しめる」など
より目的のはっきりした、平屋ベースにされる方が多いです。
見学会やモデルルームに訪れる方も、20歳代~30歳代が圧倒的に多いように感じます。
住宅を取得する年齢・キッカケは様々ですが、早い内から「自己資金」の備えと
土地や住宅ローンの金利などの動向にはアンテナをはっておくのがオススメです!