新築・既存住宅・リフォームすべてが対象の補助制度
「グリーン住宅ポイント」
工事完了後の申請受付もはじまり、申請件数が増えてきているようです。
この度の制度の注目は【追加工事】【グレードアップ】
みんなどんな工事を申請しているのか?
気になりませんか?!
申請状況を見てみましょう。
追加工事の申請状況
〈令和3年4月末計〉になりますが、「既存住宅」はまだ申請が1件も無いようなので
「新築」と「リフォーム」の集計結果になります。
◎「新たな日常」に資する追加工事
⇒新築
1位:換気設備等の設置
2位:キッチン周りの設備の設置
3位:家事負担を軽減する収納の設置
4位:屋内ワークスペースの設置
換気設備の1位とワークスペースが上位というのがまさにコロナ禍!
⇒リフォーム
1位:キッチン周りの設備の設置
同率1位:家事負担を軽減する収納の設置
2位:屋内ワークスペースの設置
同率2位:トイレ周りの設備の設置
リフォームらしいランキングですが、やはりここにもワークスペースが。
◎防災に資する追加工事
⇒新築
1位:太陽光発電設置
2位:家庭用燃料電池の設置
3位:窓ガラスの飛散防止(水害・台風対策)
太陽光発電がダントツ多いです。
注目は「家庭用燃料電池」。FIT(電力固定価格買取制度)の終了に伴い、
電気も自給自足の時代になりつつあります。
⇒リフォーム
リフォームはまだ1件の申請しかなく、
「屋根瓦の飛散防止」でした。
ちなみに「追加工事」は、本体工事との前後を問いません。
追加工事交換は、ポイントを工事代金に充当することが目的なので、
ポイント発行申請時に、追加工事交換申請を行う必要があります。
グレードアップとは?
通常の「追加工事」は上記のような工事ですが、「グレードアップ」とは?
HPでは…
新築の場合、一般的な玄関ドア・キッチンを、タッチレス 玄関ドア・
家事負担軽減に資するキッチンにするなど、要件に合致 するグレードアップを
行う場合、そのかかり増し費用のみが追加工 事交換の対象とあります。
『ポイント交換対象のものに仕様をグレードアップする』ということです。
ここで注意があります!
新築の場合、省エネ性能の評価に関わる窓、断熱、設備に対するグレードアップ、
リフォームの場合、ポイント発行対象となる開口部、断熱改修、設備等に対するグレードアップ、
いずれも充当できません!
グリーン住宅ポイント
→追加工事について
→追加工事交換の対象となる工事例
いかがでしょうか?
「追加工事」「グレードアップ」にポイントが充当できる制度は中々ありません。
余ったポイントは商品への交換に使えます!併用可能。
ぜひご活用してください。