最近、マンションの傾きや欠陥住宅の話題が注目されていますね。
住宅の引渡し後の瑕疵も心配ですが、建てている最中もしくは引渡しを受けるまでに万が一、
建築会社が倒産してしまったら……という不安も大きいものです。
そんな不安を解消する保証が『住宅完成保証制度』です。
■保証の内容としては、万が一建設業者が倒産した場合
・引き継ぐ建設業者を紹介
・追加費用のお支払い代替業者に引き継ぐ際に生じた手戻り工事費等の「増嵩工事費用」を保証
・すでに支払ったお金を保証
*加入タイプによって保証内容は変わります。
■制度を利用するには、住宅保証制度に登録された住宅建設事業者に発注していないといけません。
この、住宅保証制度に登録された建設事業者 というのが重要ポイントです!
経営状態など厳しい審査基準をクリアした建築業者だけが登録できるからです。
つまり、良質な住宅をお届けできる高い技術を持った、
健全経営の工務店・ビルダーとして確かな「信用力」があるということなのです。
更に登録業者は工事保険等への加入も義務付けられています。
各種損害保険の加入が義務付けられ発注者の財産となる建物への
「安全・安心・信頼」の提供に積極的に努めています。
でも経営状況って変わるのでは…の心配も大丈夫!
毎年決算内容を確認し、経営状態のチェックがされています。
■注意!工事の着工前に保証書が発行されているかを必ず確認してください。
住宅完成保証制度は、住宅完成保証証書が発行されて初めて有効となります。
住宅完成保証証書がお手元に届いたことを、必ずご確認ください。
金額の大きな買い物です。何が起こるか分かりません!もしもの備えは必要です!
お金も勿論ですが、代わりの建設業者を探す?!って考えるだけで大変ですよね。
少しの負担で大きな不安を解消して夢のマイホームを目指しましょう。