『3Dプリンター住宅』
最近よく聞くようになったキーワードです。プリンターで家?!
とうとうプリンターで家がつくれる時代がやってきました!
現在話題になっているのはコチラの「Sphere(スフィア)」
未来の建物みたいです!
球体というのが「家」というより基地。
しかしこのカタチが、自然災害に対して
物理的な耐久性があるようです。
3Dプリンターで創っているということで、
このようにパーツごとにプリンター(製作)
されています。
現場でパーツを組み立てます。
驚くのが完成までの所要時間が約24時間!
10平米を超えないので、建築基準法外の建物
なので水廻りはありません。
この『3Dプリンター住宅』スフィアを創ったのは、「セレンディクス」という会社です。
開発のきっかけは「日本人を住宅ローンから解放したい!」ということから始まったそうです。
平成30年度の調査では、日本人の約4割の人は家を持っていないという結果が出ていて、
その原因の1つとして、住宅ローンという大きな負債を長期にわたって抱えるという問題が
あります。
日本人の住宅ローンの平均完済年齢は73歳、ローンに縛られず車を買い替えるように家を
買い替えられる世界をつくりたいという考えがあるそうです。
最終的には、2階建て100平米を300万円で実現すること!
ホントにそうなったら嬉しいですよね ♪
今回のグランピング用ではなく、ガッツリした住宅も計画されています。
それがコチラ↓の『フジツボモデル』
30m²―100m²の広さを確保
1階建て平屋、高い天井のある快適な室内
構造強度・耐火性・耐水性・断熱の担保建築基準法に準拠
販売価格は通常の1/10の500万円を目指すそうです!
実現されたら…買いたいかも!?
シニア世代になって住んでいる家のリフォームや建て替えが必要となった時、見積もりを出すと
おそらく500万円はオーバーするでしょう。それなのに将来その家を住みつぐ人がいなかったら?!
もったいないですよね、住心地がよくて安価ならいうことはありませんし、その分愉しむことに
お金も使えますし、心の余裕にもつながります ♪
もう1社ご紹介!
Polyuse(ポリウス)という建設用3Dプリンターメーカーです。
国内初の建築許可を取得した建築物(倉庫)を施工されています!
壁を曲面にするなど通常では難しい構造を簡単に
つくれてしまうのが、3Dプリンターのすごい所!
3Dプリンターで作ったパーツと鉄筋を組み合わせる
ことで、建築基準法で定められている構造ができる。
壁が縞々になっているのは、3Dプリンターで
積層しながらパーツを作っているためだそう。
この上から塗装したりします。
このように『3Dプリンター住宅』は日々進化しています!
当たり前になる将来も遠くはないかもしれませんね。
若い世代やひとり暮らしでも、車を買うように家を買える時代が楽しみですね。