おすすめイベント情報『住宅省エネ2023キャンペーン』とは…
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、
住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する新たに創設された、
3つの補助事業の総称です。
◎3つの補助事業
①こどもエコすまい支援事業［予算1500億円：国土交通省］
新築⇒100万円/戸（1申請/戸・世帯）
リフォーム⇒5万円※～60万円/申請（工事内容と世帯等属性に応じて30万～60万円/戸）
※②③の補助を受けている場合2万円。
詳細はコチラ→こどもエコすまい支援事業公式HP
②先進的窓リノベ事業［予算1000億円：環境省］
新築⇒対象外
リフォーム⇒5万円～200万円/申請（工事内容に応じて30万～60万円/戸）
詳細はコチラ→先進的窓リノベ事業公式HP
③給湯省エネ事業［予算300億円：経済産業省］
新築・リフォーム⇒5万円または15万円/台※(戸建：2台/戸 共同住宅等：1台/戸)
※設置する給湯器に応じる
詳細はコチラ→給湯省エネ事業公式HP
◎予算に注目！
昨年、申請期限を待たずに予算上限で終了した「こどもみらい住宅支援事業」
予算は【1142億円】でした。ということは今回の「住宅省エネキャンペーン2023」も
早めに申請した方がよさそうです。①②は【交付申請の予約】が可能なので、
施工事業者と相談してぜひ活用して下さい！
★交付申請期間：2023年3月下旬～予算上限まで（遅くとも2023年12月31日まで）★
◎3省連携！（リフォームに限る）
通常は、同一物件の工事に対しては１つの補助制度しか使えない場合が多いのですが、
今回は上記の「３つの補助事業」を同時に申請することが可能になりました！
■リフォームの3つの補助事業のイメージ
※なぜ新築には使えないのか？！
①こどもエコすまい支援事業（新築）は、住宅全体に補助を行うため、給湯省エネ事業との
併用はできません。当然②先進的窓リノベ事業は、［リノベ⇒リノベーション］なので、
新築には使えません！
■新築の２つの補助事業
◎より補助金額を上げるための使い分け
②先進的窓リノベ事業、③給湯省エネ事業は、求められる性能が高いかわりに、
補助金も高く設定してあります。
高性能の住設機器を使ってリフォームするなら、「こどもエコすまい」で申請するより、
個別に申請した方が補助額が大きくなります！
※今のところ、ワンストップ申請を利用し、すべての性能証明書が発行された窓について 申請することで、
最も有利な条件で、補助金の交付申請を行うことができ る予定です。
具体例：窓リフォームで、グレードA（Uw1.9W/㎡K以下）
・大きさ区分：大×2箇所を外窓交換した場合
●「こどもエコすまい」で申請した場合の補助金額→6万2千円
●「住宅の断熱性向上のための窓」で申請した場合の補助金額→20万4千円
比較できる箇所はココ！
また、「こどもエコすまい」より「給湯省エネ事業」の方が補助額が大きい製品が
あるので確認してから製品を検討するのもオススメです！
◇ヒートポンプ給湯機（エコキュート）
ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器（ハイブリッド給湯機）
「こどもエコすまい」27,000円：「給湯省エネ」50,000円
注目！◇家庭用燃料電池（エネファーム）
「給湯省エネ」150,000円
◎ココが気になる？！
・ワンストップ申請（3省連携）て何？
申請手続きを容易にするため、3事業共通の入力 フォームから申請することを言います。
これにより、もっとも有利な条件 で、各補助金を利用することができます。
・他の補助金との併用はできる？
本事業と補助対象が重複する国の他の補助制度との併用はで きません。 地方公共団体の
補助制度については、国費が充当されているものを除き、 併用可能です。
・どこの事業者でも申請手続きはしてくれる？
事業者登録や申請手続きは義務ではないため、参加しない事業者もあります。
公表を希望する住宅省エネ支援事業者について は事務局ホームページで順次公表されますが
契約・依頼する前に、直接確認することが大事です。
補助金の申請は、どの制度もそれなりに準備や手間が掛かります。
それでも施主のために少しでも助けになるように、一緒に考えてくれる事業者さんと
家づくりをしていきたいところです。そういったことも施工事業者を選ぶポイントの
1つに入れてみてみてください♪
本年度の補助金や減税制度はコチラ↓↓↓
「2023年度（令和5年）住宅に係わる補助金・減税まとめ」
