住まいを検討している時「坪数」って出てきますよね。
「坪数」と言われてぱっと広さが想像できますか?
「何畳」なら容易に想像できますよね!
住宅や土地の広さを表す単位は「坪」「平米」「畳」があります
「坪」は、主に土地の広さを表すのに古くから多く使われていました。
[いました]?ということで、実は計量法により現在は正式な取引や証明には使えなくなっています。
現在の正式な書類では「平米」を用います。
しかし昔からの慣例で、今でも良く使われています。
ちなみに、土地の広さを「坪数」、建築面積のことを「建坪」といいます。
「平米」は、平方メートル(㎡)で土地・建築面積・延床(建物面積)などすべて「平米」で表されます。
「畳」は、畳1枚分の広さのことです。
ただし、畳は地域や種類によって大きさが違ったり、まちまちだったりするので注意が必要です。
例)・京間(本間)1.82㎡(191cm✖95.5cm)・中京間1.65㎡(182cm✖91cm)
それぞれの単位の大きさ
厳密には、1坪は[3.30579㎡]ですが、簡易的に[3.3㎡][3.30㎡][3.31㎡]として計算されています。
1坪3.31㎡、畳1.65㎡で計算して…
□1坪=3.31㎡=約2畳
□5坪=16.55㎡=約10畳
□15坪=49.65㎡=約30畳
おおよその比較イメージ↓↓↓
住宅によく使われる広さの表記
【坪単価】
坪単価とは、1坪あたりの建築費のこと。
※家を建てる際に、1坪あたりにどのくらいの費用が掛かった・掛かるかを示す
[建物の本体価格]÷[延床面積]=坪単価
坪単価は建物の大きさとは比例しません!
建物の性能や工法、建材・設備のグレードなども大きく影響するからです。
【延べ床面積】
建物のすべての床面積のことです。
2階建てなら、1階と2階のすべての床の面積、地下があるなら地下の床も合わせた面積。
基本的に「床面積とは壁や柱に囲まれた部分」とされているので、ベランダやウッドデッキ、吹き抜けの
2階部分、ロフト(意外!)などは含まれません。
【建築面積】
建物を真上から見た時の建物の外周で求めた面積のことです。
通常は1階部分の面積がソレに該当しますが、設計によって2階部分の面積が大きくなる場合はコチラが
建築面積となります。
施工業者を【坪単価】で比較できるか?
難しいけれど、参考にすることで、業者選びの最初のふるい落としにはなる!かも?笑
なぜかというと…
坪単価の算出方法は各施工業者によって違うからです。
それは【坪単価】の算出に使う「本体価格(建築費)にどこまで含むか」は明確に定められていないから。
延床面積が大きいほど【坪単価】は下がるので、安くお得に見せかけることができます。
しかし、坪単価にどこまで含まれているかは確認することができます。
ハウスメーカーによっては、「延べ床面積のみ」ではなく、テラスや玄関ポーチを含めた「施工床面積」で
【坪単価】を算出することもあるようです。
もちろん【坪単価】を抑えていく方法は様々あります。
でもそれを考える前に、希望する性能や建材・住設機器のグレードをある程度定めておかないといけません。
これらの選択によって、住み始めてからの光熱費や維持費が大きく違ってきます!
【坪単価】を下げるために、安かろう悪かろうになっては本末転倒、、、
ここは同条件で相見積もりを依頼してみましょう!
その上で「予算」と比較して、余りにも「予算」とかけ離れた【坪単価】だと、依頼は現実的ではないでしょう。
そういった意味合いで【坪単価】は「ふるい落とし」という『絞り込み』ができる要素になるかと思います☆