住まい夢ネット 住まい夢ネットで家の情報をGETしよう!! - 住まい夢ネット

  1. ホーム >
  2. 省エネ住宅

来年度から補助金も!太陽光発電は窓や壁と一体型になる?!

環境省から「2024年度から住宅や商業ビルの窓や壁などと一体となった
太陽光発電の導入に財政支援する」と公表がありました!

窓や壁と一体になった太陽光発電?!

そうなんです!今、窓や壁と一体になった【建材一体型太陽光発電】が
様々なメーカーさんで開発されているんです。

太陽光発電は近い将来、窓と一緒になるよ~とは聞いていて、商業ビル等から
採用されるんだろうなとは思っていましたが、こんなに早く一般住宅への施工
が始まるとは驚きです!

その補助率は…
■窓との一体型で→導入費用の2/3
■外壁やバルコニーに取り付ける→導入費用の1/2
結構大きな補助率です!上限など詳細はこれから決まっていくそうです。

とはいっても、初年度は【数十件】の導入の支援から始まるそうです。

しかし将来的に[太陽光発電システム]の選択肢が増えたということです!
屋根材や瓦との一体化は現在でもすでにあり、施工もされていて見映えが良いと
いわれているけども…どうなんでしょうか?ドンッと大きな存在感で屋根の上に
のっているのと比べてということなんでしょうか。

どちらにしても、住宅内はIT化が進んでいるし、ガラスが発電するとか近未来的で
技術の進化には驚かせられるし夢がありますよね!

では、これから増えていくであろう、窓や外回りとの【建材太陽光一体型太陽光発電】
今回はガラスとの一体型にクローズアップ!どんなものがあるのか見てみましょう。

□意匠性の高いガラス一体型発電システム
『T-Green®Multi Solar』大成建設

太陽電池を合わせガラスで挟み込むことで、外装そのものが発電システムとなる。
建物単体で自立した電源を有するので停電時の備えとな安心の発電システムです。

[2つの外装デザイン]
・採光と発電を両立する「シースルータイプ」
世界で初めてLow -Eペアガラスにストライプ状の両面太陽電池を組込んであります。
「Low -Eペアガラス」そう!窓断熱に使われる窓ガラスです。ということは、断熱・
遮熱といった性能に加え、表裏で同時に発電できるという優れた製品。
シースルーシースルータイプ

・意匠性にも優れた「ソリッドタイプ」
電極や配線が外観に現れない高い意匠性と、高効率な発電素子配列による、高い発電
性能を有するパネル。
ソリッドタイプソリッドタイプ

□発電するガラス
『ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池』パナソニック

ガラス基板上に発電層を直接形成する事で実現する、「発電するガラス」建材。独自の
インクジェット塗布製法と、レーザー加工技術を組みあわせることで、サイズ、透過度、
デザインなどの自由度を高め、カスタマイズにも対応可能。

[さまざまな建築物そのもののデザインと調和する]

ペロブスカイト太陽電池1ペロブスカイト太陽電池2

すばらしいですね!
で、実はここで合わせてお知らせしたいのが「電気の買い取り」について。

国の固定価格買い取り制度【FIT】という制度があります。
再生可能エネルギーで発電された電力を、政府が設定した価格に基づいて電力会社が購入
することを義務付ける制度です。

家庭に設置されている太陽光発電(10kW未満)の場合は、買い取り期間は10年でその間は
高く買い取ってもらうことができます。
10年後、その制度が終了することを【卒FIT】といい、それまでのような高値で買い取って
もらうことができなくなり、電気を売って得ていた収入が激減するので、どうすのが良いか
選択をしないといけなくなります。

1.買取価格が安くなってもそのままの電力会社で買い取ってもらう。
2.蓄電池を導入して、自家消費する。
3.売電する電力会社を切り替える。

ココ!
3.売電する電力会社を切り替える。

今、【卒FIT】の電力を新電力が奪い合うように、買取価格が上がっているそうなんです!
【卒FIT】が家庭が年々増えることで、余剰電力も増えていて、ソレはいまやもう大きな
電源と化しています。
買取価格が下がるご家庭としては、できるだけ高く買い取ってくれる電力会社を求めるのは
当然で、そこで価格競争が起きているようなんです。

太陽光発電システムの導入費用の補助率が大きくなり、【卒FIT】後の心配も解決しつつある
となれば、躊躇していた人も少し前向きになれるのではないでしょうか。

住設機器家を建てる新築省エネ補助金計画を立てる