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トイレを流す時「大」「小」どちらを使う?!

一日に何回も使うトイレ。
家族みんなが使うトイレ。

水を流す時「大」レバー「小」レバーどちらを使いますか?

今は省エネの時代、節水のためになるべく「小」レバーを使う!
という方、多いのでは?!

実はこの「大」レバー「小」レバー、使い分けがあるのです。
思い込みで使い続けていると、急な詰まりでトラブルになることも!

しかしこの使い分け、製造年式・メーカー・品番によって違うんです…

「大」「小」というだけあって、【水量】が違うのは分かりますよね。
実際どのくらい違うのか?

TOTOさんの節水性能の進化を見ると↓↓↓

買い替え時期が到来した、1976年前後の20~30年前の便器は、「大」1回あたり13L
1994年頃に、「大」1回あたり10L、「小」8L
2006年頃に、「大」1回あたり6L
2009年頃に、「大」1回あたり4.8L
近年では、「大」1回あたり3.8L

と驚きの進化をしております。すごいですね!

ではここで各メーカーの現行で多いタイプ(全部ではない)の水量・使い分けの目安を。

TOTO
水量:「大」1回あたり4.8L、「小」3.6L
「小」を使う目安:お小水のみでトイレットペーパー3m以内程度の時

LIXIL
水量:「大」1回あたり5L、「小」3.8L
「小」を使う目安:お小水のみでトイレットペーパー2m以内程度の時

Panasonic
水量:「大」1回あたり5.5L、「小」4.6L
「小」を使う目安:お小水のみでトイレットペーパー3m以内程度の時

以前は「大」と「小」の水量の差は[2L]程度ありましたが、
現行はほぼ[1L]に近いですね!

どのメーカーも基本的には、大便の時やトイレットペーパーを多めに使った時は「大」、
お小水の時は「小」が目安ですね。

「え、当然でしょ?」と思った方!要注意です!!
基本的にということは、違うタイプもあるということです。

そもそも昔は「大」レバーしかありませんでした。
その後、「大」レバーとホールドタイプの「小」レバーができました。

このホールドタイプというのは「ホールドしている間は水が流れ続ける」ものです。
必要な分だけ流すというタイプですね。

その後に「大」レバーと、定量が流れるノンホールドタイプの「小」レバーができました。

様々なタイプが混在している中、大便もお小水もトイレットペーパーを使うなら「大」レバー、
ペーパーを使わない時のみ「小」レバーという使い分けのものがあります。
知らずにこのタイプを使っていて、お小水の度に「小」レバーを使っていると、徐々に詰まって
いって突然大変なことになります。

そもそも、便器に残っていなければ大丈夫!ではないんです。
配管までいって、およそ10メートル以上流せないといけないという基準があるくらいなので、
しっかり汚物を運べないといけないんですよね。

そこで各メーカー、少ない水でしっかり流せる技術を進化させているんですね!

最後に「自動洗浄機能」が付いているトイレの水量はどうなっているのか。
基本的には、[着座時間][座るか座らないか]などで「大」「小」判断して流すそうです。
座らなかったら、男性のお小水と判断して「小」の水量が流れるようです。

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