この冬は久しぶりの厳冬で、
年末年始、先週の寒波と急激な気温低下や大雪で寒さは増す一方。
ここ数日は日中10℃以上になったりで、ホッとしていますが、
来週からはまた気温が下がってきます。
ところで…
コレ最近、TVやネットで目にしませんか?
そうなんです。
昨年末からの厳しい寒さだけでなく、コロナウイルス自粛のステイホームも合わさって
電力需要が大幅に増加していて、供給がひっ迫しているそうです。
中国エリアでは今月3日連続で電力使用率が96%を超えて、先週末の寒波時には
冬季としては【過去最高】の使用率となったそうです。
地球温暖化対策で、省エネを推進していますが、
震えるような「寒さ」には耐えきれません。
電力会社も「暖房器具以外の節電」を呼びかけています。
無理のない範囲での節電
協力のお願い文には、暖房等のご利用はこれまで通り継続していただきながら、
日常生活に支障のない範囲で、照明やその他電気機器の
ご使用を控えるなど…とあります。
しかし結局、冬の電力消費量が一番大きいのは暖房機器です。
できればそこも「無理のない範囲で」節電できればと思います!
では、例えばどのようなことで実践できるのか?
◎暖房時の基本工夫
高気密・高断熱の住宅や全館空調が設置してあれば必要がないかもしれませんが…
・ドア・窓などの開閉をできるだけ減らす。
・厚手のカーテン、床まで届く長いカーテンをかける。
・扇風機を併用して、暖まった空気を循環させる。
・暖かい服装をする。
◎暖房(エアコン・ファンヒーター)使用時の心得!
1.設定温度は20℃
1℃下げるだけでも大幅な節電になる!
2.必要な時だけつける
1日1時間短縮するだけで違う!
3.フィルターをこまめに掃除する
フィルターが目詰まりしていると、余分な電力を使うことに!
◎電気カーペットやこたつ使用時
・下に断熱マットを敷く。熱が床から逃げないようにする。
・電気カーペットは、広さにあった大きさを、人がいる所だけ、設定温度は低めに。
・こたつは、こたつ布団に上掛けをして、あれば敷き布団も併用。設定温度は低めに。
◎少しの違いでも…
どの暖房器具も、就寝や外出の30分前にはスイッチを切るようにしましょう!
運転をストップしても、部屋が暖まっているのですぐに寒くなることはありません。
一人の節電量は少なくて、効果があるのか実感がないかもしれませんが、
みんな一人ひとりが意識をして実行することで大きな成果が得られます。
無理のない範囲で電力会社がパンクしないように節電していきましょう!
資源エネルギー庁:無理のない省エネ節約