いよいよ暑~い夏が近づいてきましたね!
気持ちの良い風が吹いて快適だったお庭も真夏になると近づきずらくなります。
特に屋根のないウッドデッキは50℃を超えてくることも。
しかし、まだまだコロナ禍。
おウチ時間は続くし、お庭は有効利用したいものです。
そこで、工夫やリフォームをして夏でも涼しいお庭を目指してみましょう♪
日陰
何といっても欠かせないのが【日陰】
最適なのはやはり「木陰」。
「木陰」は通常の「日陰」より涼しいのは知っていますか。
気分的や視覚的に?ではなく、植物は葉から水分を放出していて、
この水が蒸発するときの気化熱で周囲の温度が下がります。
オススメは落葉樹。落葉樹は暑い夏に葉が茂って木陰を作り、
冬は葉が落ちて日差しを通します。
今年用は無理でも、将来を見据えて植えたいものです。
日除け
すぐ「木陰」が無理なら、開閉可能な「オーニング」や「シェード」などの【日除け】
日除けは “室内” より “室外” の方が日除け効果が格段に優れているんです!
日差しによって調節したり、日除けをしたくない時は簡単に収納できるのも便利です。
ウッドデッキの表面熱上昇も防げますね。
画像:YKKAP
水辺
次は【水辺】【水の演出】
「ビオトープ」や最近取り入れる人が増えてきた「ガーデンミスト」
「ビオトープ」とは、人工的に作った小さな生態系とその環境のことで、
本格的な池から金魚鉢まで様々本格的な水の環境があります。
池…はさすがに結構なDIYが必要になってきますが、鉢やプラ・発泡スチロールの箱でなら
取り掛かりやすいですね。
雰囲気があって見た目にも美しいのはやはり『鉢』ですかね♪
水中ポンプなどで水を動かしておけば、ボウフラも発生しないです。
「ししおどし」の水の音も癒やされるので捨てがたいですね~。
ミスト
「ガーデンミスト」は『ミストクーラー』や『散水』『スプリンクラー』などで
お手軽に自然のクーラーを満喫できます!
ホース1本から簡単にミストで、霧のカーテンとかもつくれちゃいます♪
保水タイル
昔からの日本の文化「打ち水」
なぜ打ち水をするのか?
それは『気化熱』。最初の方にでてきましたよね!
水が気体になるときに周囲から吸収する熱のことで、「打ち水」することにより空気が流れて
風が発生し、自然の摂理をうまく利用しながら体感温度を下げることができるのです。
さらに、地面の気温が上がりにくくなり、濡れた地面を通る風も冷やされて涼しくなります。
それを保水機能のあるタイルで実現できるのです!
美しいタイルでありながら、水をまくとゆっくり浸透して長時間保水し、
まわりの空気が冷やされ涼しさが長持ちします♪
画像:TOTOバーセア
夏にウッドデッキやお庭が暑すぎて外に出られない!とかイヤですよね。
しかも、お庭が暑いと家の中も暑くなるんです。
暑さが入ってくる部屋をエアコンで冷やそうとしても中々大変です。
熱くなりやすい所はならないように、水分のでるものを利用する。
この夏は少しでも涼しく過ごせるように今から準備をはじめてみましょう!