ますます秋らしくなってきた今日このごろ。
とても過ごしやすい季節ですが、空気が乾燥してきましたね。
空気が乾燥していると増えるのが「火事」
家の中に火災報知器設置されていますか?
すべての住宅に火災報知器の設置と維持は【義務】だってことご存知ですか。
設置が必須なのは、一般的な2階建て住宅で「寝室」と「階段」
自治体によっては「台所」や「居間」も必須になっている所もあります。
ちなみに岡山県では、「寝室」と「階段」です。
【義務】とは言っても、現在では設置していないからといって罰則はありません。
全国での設置率はどうなんでしょう?
昨年、総務省が調べたところ、
【設置率】81.6%
※市町村の火災予防条例で設置が義務付けられている住宅の部分のうち、一箇所以上設置されている世帯の全世帯に占める割合です
【条例適合率】66.5%
※市町村の火災予防条例で設置が義務付けられている住宅の部分全てに設置されている世帯の全世帯に占める割合です
岡山県の設置率
【設置率】75.7% 【条例適合率】60.2%
どちらもほぼ、全国ワースト7位!
県内の地域別で【設置率】が一番高いのは、
「津山圏域」「高梁市」で97%! すばらしいです!!\(∇⌒\)
ちなみにワーストは…
「笠岡地区」54% 県別だと最下位の数値にも届いておりません。Σ( ̄□ ̄;)
なぜ火災報知器が必要?
火災発生時に、寝ていても気づくように音で知らせくれる機器です。
住宅火災での死亡原因の多くが、就寝中の時間帯での「逃げ遅れ」です。
住宅火災警報器が設置されている場合は、設置されていない場合に比べ、
死者の発生は約4割減
焼損床面積、損害額は概ね半減した調査結果が出ています。
まとめ
火災報知器は火災から「命」と「財産」を守ってくれる手段の1つです。
設置されていない方は、後で後悔をしない為にも早めに設置をして下さい。
ホームセンターや電気店で、1000円代から購入できます!
設置されている方は、電池切れや故障をしていないか確認をして下さい。
更に、古い機器は内部の電子部品が劣化している可能性がある為、
10年を目安に交換することが推奨されています。【維持】も義務です!