今、平均寿命も年々あがり、女性の平均寿命は80才代後半・男性は80才代前半となっていることから、
第二の人生が長くなったこの時代を楽しく生きていくためにも、それぞれのライフスタイルに合わせた
家の建て替えやリフォームを検討するシニア世代が増えているそうです。
きっかけとなるのが…
子どもたちが独立して家が広すぎる、家の老朽化、バリアフリーの必要性などがありますが、
近年、やはり建て替えが増えた一番の理由は、
東日本大震災以降『耐震性の低さ』 住まいの耐震性に関心が高まったことが影響していると言えます。
シニア世代が求めるものは…
家を建てるのが2度目ともなれば、経験からどこが不満なのかどう改善したいのかということがはっきりしていて
より希望通りの設計が出来そうです。
まず建て替えかリフォームか悩むところですが、比較検討して、性能面をすべて希望通りに満たすには建て替えだ。
と結論に至っている人が多いみたいです。
それに加えて、 全面リフォームの場合、補強はできても基礎そのものまでは変えられないとなれば、
『耐震性』に不安が残るということもあるのではないでしょうか。
予算とコスト…
心配な面としては、
今の住まいをどうするか。貸すのか?売却するのか?
新たな住宅ローン。現役時代よりも年収が減っていたり、退職までの年数があまりなかったりで、
負担の大きなローンを組むと老後の生活のゆとりに影響してしまう不安があります。
最近は、*リバースモーゲージ型の住宅ローンというものもあります。
* 収入の少ない高齢者が、住んでいる持ち家を担保に、金融機関などから生活資金を借り入れる制度。
高齢者が自宅を手放さずに資金を得られ、借入金は死亡時に一括返済する、という点に特徴があります。
得た資金で有料老人ホームに入所したり、生活費として活用することが可能となります。
二世帯住宅という選択も…
親の建て替え時期と子の自宅建築時期は重なることが多いそうです!
二世帯住宅で暮らすことによって、親世帯・子世帯にとってお互いにメリットがあります。
■子世帯側のメリット
近年の傾向として共働きが増えてきたことに伴い、保育園や学童保育への送り迎えや仕事から帰宅するまでの世話など、親世帯に子育てをサポートしてもらえる。
■親世帯のメリット
そばに頼れる身内がいる安心感に加え、ふれあいや孫の成長によって生活の張り合いにもつながります。
もちろん建てる時の費用、建てた後のエネルギー消費量など、経済的にもお互いに助かります!
建て替えて良かった!…
色々不安な面もありますが、シニア世代で建て替えた方々の感想で
9割以上が「思い切って良かった!」と思われているという満足度の結果もあります。
健康寿命を延ばし、楽しく生活するためにも建て替えを検討されてみてはいかがでしょうか♪