住まい夢ネット 住まい夢ネットで家の情報をGETしよう!! - 住まい夢ネット

  1. ホーム >
  2. ローン情報

どこの住宅ローン使ってる?

住宅を購入するとなれば「住宅ローン」がかかせません。
もちろん即金で払われる人もいるかもしれませんが…
むしろ「住宅ローン」で支払っていった方が【税金の控除】等の優遇制度が
多くあり、お得になることも。

「住宅ローン」といっても、みんなどこから借りてる?金利は固定?変動?
気になりますよね!
住宅ローンは、都市銀行・地方銀行・信託銀行や信用金庫・農業協同組合・保険会社から
インターネットで申し込める商品まで様々なものがあります。

そこで国土交通省が収集している統計データを使って傾向をみてみましょう。

[調査期間:令和2年10月~11月 件数・金額に関しては令和元年度末実績]

その前に用語の確認!

■住宅ローンの【金利タイプ】

◎全期間固定金利型
総返済額が確定している。
全期間金利が一定、もしくはある時期から金利が変わる段階金利のもの。

◎固定金利期間選択型
当初一定期間(1年以上)の金利が固定。
その後定期的に金利を見直すもの。

◎証券化ローン
全期間金利が固定している。
住宅金融支援機構と民間金融機関の提携ローン「フラット35」等
※住宅金融支援機構が民間の住宅ローン債権を買い取り、証券化して投資家に販売する仕組み

◎変動金利型
市場の金利に連動して金利が変動する。
見直し時に利息と元金部分を調節する。低金利の時期には、金利が抑えられるためメリットが大きい。
ただし、金利が急激に上昇した場合は返済期間や返済金額に影響が。

■金利タイプ別の実績

近々の令和元年度は「変動金利型」の割合が一番多いですが、
フラット35などの「証券化ローン」も増加しています!

また、銀行系は圧倒的に「変動金利型」、信金・労金・農協は「固定金利期間選択型」、
生保は「全期間固定金利型」、損保は「証券化ローン」が多いです。

全体の貸出残高も「変動金利型」が60%以上を占めることから、
まだまだ銀行で住宅ローンを組まれる方が多いということですね。

 

住宅ローン金利タイプ別割合の推移

■ローン審査

銀行の住宅ローンの審査では、
[事前申込み→仮審査→正式申込み→本審査→契約]と、
カード審査のように簡単にはいきません。
1週間~2週間程度はかかりそうです。

さて気になるのは、どのようなことが考慮されるのか?
多く採用されている項目として、

トップ3が、①完済時年齢 ②健康状態 ③担保評価

以下の割合はコチラ↓↓↓
住宅ローン審査項目

■様々な住宅ローン商品

住宅ローンは一般的な金利タイプの他にも様々なものがあるのでご紹介。
年代など、状況によって利用しやすいものがあるかもしれません。

◎上限金利特約付き(金利キャップ特約付き)
変動金利型住宅ローンにおいて、適用される金利があらかじめ設定された上限金利を
超えることがない特約を設けた商品。
変動金利よりもリスクは少ないですが、金利は高めに設定されています。

◎預金残高連動型
預金残高に応じて、住宅ローンの利息が軽減される商品。
住宅ローン残高から預金残高分を差し引いた分にのみ、金利が発生する仕組みになります。

例:3000万円の住宅ローンを借りた場合に、2000万円の預金残高があると、
差額の1000万円にのみ「金利」が発生する。

メリットとして、繰り上げ返済時と同じような利子の軽減
住宅ローン控除はローン全額に対して受けられる大きな減税
デメリットは、預金残高が多くないと金利軽減のメリットが少なくなる、
金利が高めに設定されることが多い。

◎申込時金利を適用可能形
住宅ローン「申込み時」の金利の適用が認められる商品。
多くのローンの金利は、「申込時」ではなく実際の「融資実行時」の金利が
実行されます。

◎リバースモーゲージ
居住する住宅を担保に融資を受けて、契約者の死後に住宅を売却して元金を返済する商品。
メリットとして、毎月の返済が利息のみなので返済負担が少ない
住宅を担保にするので、融資金額が大きくなることが多い。
デメリットは、親族に不動産を残せない
相続人が一括で元金を返済すれば、売却せず残すことは可能です。

◎リフォーム一体型ローン
住宅ローンと同じ金利でリフォーム費用もまとめて借り入れできる商品です。
一般的にリフォームローンは金利が高く返済期間が短いため、月々の返済額が多くなります。
メリットとして、低金利で月々の返済額が少ない、借入金額を増やすことが可能
デメリットは、早めに書類を準備する必要がある。ローンを申し込むタイミングで
リノベーションにかかる費用が明らかになっていて、見積書や工事請負契約書などの
提出が必要です。

■借り換え

住宅ローンは借り換えが可能なものが多く、変動金利の住宅ローンの中には、
半年に一度など、短い期間で見直しされる商品もあります。
さらに、数年前から日本の住宅ローンは低金利が続いています。
契約した時よりも大幅に金利が低くなっていたら検討の余地があります。
注意点として、様々な手数料が掛かることがあるのと、残年数によっては
お得にならないこともあります。
すべてを含めてシミュレーションをした上で、借り換えを見極めて下さい!
検討したい金融機関に、現在と変更後の詳細を説明して貰いましょう。

お金を考える住宅ローン家を建てる家を買う